れんこ鯛


日本海本州南部以南,千葉県以南、東シナ海、台湾の水深70〜160メートルに生息しています。産卵期は春と秋で孵化から1,2年はメスが多く、後にオスに性転換します。日本海西部から東シナ海が主な産地です。マダイの代用品的な物として婚礼などの折り詰め弁当の焼きものなどに重宝されました。小さなものは酢じめや練り製品の原料にもなります。漁法は底曳き網、定置網、釣りです。赤の色合いが鮮やかなもの、腹を触って身がしっかりしているもの、体色の鮮やかなもの、鰓が鮮やかに赤いものを選ぶとよいです。年間を通して美味しいが特に夏が美味しいです。白身でほどよく繊維質で熱を通して身離れがいいです。焼いてぱさつかず、皮目に麗しい香りがあり生食するにはやや水っぽいですが料理法は焼きもの(塩焼き、祐庵焼き、味噌漬け)、刺身、煮付け、汁、炊き込みご飯、フライ、唐揚げにするとおいしいです。

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